minneの売上金の振込は繰り越しできる？適用条件2つを解説

こんにちは。
館長（サイト管理人）の「さつきや」と申します。

「振込手数料を節約したいから、振込を繰り越したい」

「今月は売り上げが少ないから、振込を待ってほしい」

minneを利用していて、このように考えたことがある方も多いのではないでしょうか？

今回は、minneの売上金の振込を繰り越しできるのかについて、詳しく解説します。

結論から言うと、自分の意志で売上金の振込を繰り越すことはできません。

ただし、特定の条件を満たす場合に限り、自動で繰り越し処理が適用されます。

それでは、詳しく見ていきましょう。

ハンドメイド・マーケット『minne』とは

基本利用料	通常会員：無料 minnePLUS会員：1,650円/30日間
販売手数料	通常会員：10.89% minnePLUS会員：10.56%
振込手数料	一律220円
登録作家・ブランド数	92万件以上
アプリのダウンロード数	1500万件超

『minne』は、個人や法人がハンドメイド作品を販売・購入できる大手マーケットプレイスです。

ハンドメイド作品を「売りたい」「買いたい」という多くの人がminneを利用しています。

minneの売上金の振込について

まず、minneの振込のルールを確認しましょう。

売上金は毎月1日～月末で締め切り、翌月末日23:59までに登録口座へ振り込まれます。

締め切り	月末
振込	翌月末23:59まで

振込申請などの手続きは不要です。

振込スケジュールについては、こちらの記事で詳しく解説しています。

振込手数料は一回の振込にかかる負担額です。

振込1回ごとに220円が差し引かれます。

振込の繰り越しは基本不可

肝心の振込の繰り越しについてですが、

残念ながら、minneでは自分の意思で売上金を繰り越すことはできません。

売上金の繰り越し条件

しかし、特定の条件を満たした場合に限り、自動的に繰り越されるケースはあります。

minne公式サイトによると、繰り越しが適用される事例は2通りです。

条件1.売上の合計金額が1,000円未満

その月の1日から月末までの売上金額※の合計が1,000円未満の場合、振込処理はされず、次月に繰り越しとなります。

※ 売上金額＝作品価格・オプション料金・送料を合計した金額

合計金額が1,000円以上になれば振込処理

その後、新たに注文が入り、

「繰り越された売上金額」と「新たに発生した注文の売上金額」の合計金額が1,000円を超えたら、まとめて振込処理が行われます。

5ヶ月を超えると6ヶ月目に振込処理

「1,000円以上売り上げないと、ずっと売上金額を受け取れないの？」

と、心配になった方も、ご安心ください。

売上金額が1,000円に満たない状態が5ヶ月を超えると、6ヶ月目の月末に振込処理が行われます。

締め・振込シミュレーション

具体的に、シミュレーションしてみましょう。

販売手数料と振込手数料を差し引いた金額が、登録口座に振り込まれます。

上記のシミュレーションでは、850円が実際の振込金額です。

振込金額の計算方法は、こちらの記事で詳しく紹介しています。

条件2.振込先口座の未登録・登録間違い

2つ目の繰り越しが適用される条件は「振込先口座の未登録・登録間違い」です。

minneで振込先口座が未登録の場合、当然ながら売上金額を振り込むことはできません。

すでに口座を登録していても、入力ミスにより登録内容が間違っていた場合、いずれも売上金は翌月に繰り越されます。

登録口座が原因で、繰り越しとなった場合、minne運営から案内メールが届きます。

メールを受け取ったら、速やかに正しい口座情報を登録しましょう。

振込口座の登録方法は簡単

minne公式アプリ・WEBブラウザ版ともに登録手順は同じです。

メニューの『設定』>『ショップ設定』欄にある『銀行口座』から簡単に登録することができます。

未登録・登録ミスにくれぐれも注意！

振込先口座を正しく登録していないと、売上金を受け取ることができません。

さらに、minne運営にもご迷惑をおかけすることになります。

まとめ

まだ売上が少ないうちは、振込手数料が負担に感じられ、繰り越しを希望する方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、minneではすべての利用者の皆さまに対して、公平なルールを設けています。

販売の場を提供してくれるminneに感謝し、ルールを覚えて、安全で快適な販売活動を楽しみましょう。