こんにちは。
館長(ブログ管理人)の「さつきや」です。
この記事では、minneの売上金がいつ振り込まれるのか、振込スケジュールについてわかりやすく解説します。
minneで作品が売れたあと、「売上金はいつ振り込まれるの?」と気になりますよね。
状況によってはすぐに振り込まれないケースもあり、不安になる方もいるかもしれません。
「minneの振込はいつ?」「振込までの流れはどうなってるの?」
そんな疑問をお持ちの方に向けて、丁寧に解説していきます。

まずは、minneの売上金の振込スケジュールを簡単にまとめました。
次に、基本スケジュールから説明します。
基本スケジュール|月末締め・翌月末日振込

minneの売上金は、月に一度まとめて振り込まれます。
毎月1日~月末で締め切られ、翌月末日23:59までに登録口座へ振込されます。
最初に振込先の口座を登録すれば、その後、振込申請などの手続きは必要ありません。
基準は「売上確定日」
minneの振込スケジュールで基準となるのは、各注文の「売上確定日」です。
「注文日」とは異なるため、混同しないよう注意しましょう。
売上確定日 | 取引が完了した日 |
注文日 | 注文が入った日 (お客様が作品を購入した日) |
注文日はお客様が作品を購入した日でもあります。
ハンドメイド作家さんにとっては、「注文が入った日」と考えた方がとわかりやすいと思います。
取引完了まで売上金には含まれない
先ほどご説明したとおり、minneでの振込スケジュールの基準は「売上確定日」です。
取引が完了した時点で、売上が確定し、振込予定金額に計上されます。
つまり、売上が確定しないまま月末を過ぎた注文分は、その月の振込予定金額には含まれません。
これは、注文が入ってもキャンセルや未入金といった理由で、取引が成立しない可能性があるためです。
そのため、取引が完了するまでは売上金としてカウントされない、というルールになっています。
取引完了のタイミング
「売上確定日」とは、その注文の取引が完了し、売上が確定した日であることはすでにご説明しました。
では、minneにおける「取引完了」とは、具体的にいつのことなのでしょうか?
売上確定のタイミングは販売サイトによって異なりますが、minneでは作品を発送した時点で「売上確定」となります。
具体的には、作家さんが発送後に、minneの取引画面から「発送完了メール(発送通知)」を送信した時点で、取引が完了扱いとなります。
発送完了メールは各注文の詳細ページから送信可能です。
画像の矢印部分にある「購入者に発送をお知らせする」ボタンを押すと、発送完了メールが送信されます。

※アプリ版の画面表示をもとに作成しています。
ブラウザ版とレイアウトが異なることがあるのでご了承ください。
つまり、「発送通知を送信=売上確定」と覚えておくとわかりやすいでしょう。
月をまたぐ取引の売上金の扱い
ここでは、月をまたぐ取引があった場合の売上金について、具体例を挙げながら詳しく見ていきましょう。
たとえば、
- 1月に注文を受けて、
- 2月に発送完了メールを送信(=売上確定)
↓↓ - この売上は2月分として計算され、翌3月末に振込されます。
【月をまたぐ取引】
【1月】
▼
注文日は1月中ですが、まだ取引は完了していません。
【2月】
▼
2月1日に発送完了メールが送信され、売り上げが確定しました。
売上金は2月分として計算され、翌3月末に振込される。
月末が土日祝日の振込スケジュール

売上金の振込は、通常は月末日の23:59までに処理されます。
では、月末が土日祝日にあたる場合はどうなるのでしょうか?
この場合、振込日は直前の平日に前倒しされます。
少しでも早く売上金を受け取れるのは、ハンドメイド作家さんにとって嬉しい対応ですね。
【月末が土日祝日】
繰り越した場合の振込スケジュール
minneでは、売上金の振込時期を自分の希望で繰り越すことはできません。
ただし、特定の条件を満たした場合に限り、自動的に繰り越しになるケースがあります。
その際の振込スケジュールを確認しておきましょう。

月末締め・翌月末振込は同じ
繰り越しが発生した場合でも、振込スケジュールの基本ルール【月末締め・翌月末振込】は変わりません。
ただし、繰り越された売上は翌月以降の締め対象となり、振込時期も後ろ倒しになる点に注意しましょう。
【繰り越した場合の振込スケジュール】
【1月】
【2月】
【3月】
ただし、繰り越しが発生したからといって、必ずしも翌月に振り込まれるとは限りません。
状況によっては、さらに振込時期がずれ込むケースもあります。
1,000円未満の繰り越しは最長6か月目に振込
売上金が1,000円未満の場合、振込は自動的に繰り越されます。
その後、1,000円を超えた月に売上が締められ、翌月末に振込が行われます。
売上金が1,000円未満のまま5か月が経過した場合には、6か月目の末日に金額にかかわらず振込となります。
【売上金が1,000円未満①】
【1月】
【2月】
【3月】
【売上金が1,000円未満②】
【1月】
【2月~5月】
【6月】
「売上金が1,000円以上にならないと、いつまでも振り込まれないの!?」
と不安になった方も大丈夫です。
6か月経てば、自動的に振込されるので安心してくださいね。
売上金の繰り越しや振込金額の計算については、こちらの記事で詳しく解説しています。
▼サイト内リンク:minneの売上金の振込は繰り越しできる?適用条件2つを解説
▼サイト内リンク:minneの手数料をわかりやすく解説!振込金額シミュレーションあり
口座を登録・変更した場合のスケジュール

売上金の振込先となる口座の登録や変更は、タイミングによって振込時期が1か月ずれることがあります。
新しく登録した口座情報が反映されるタイミングを事前に確認しておきましょう。
つまり、振込予定月の19日までに登録や変更を済ませておけば、当月中にその情報が反映されます。
20日を過ぎて登録・変更した場合は、振込が翌月にずれ込んだり、変更前の口座に振込まれることがあります。
口座の設定や変更は、スケジュールに余裕を持って、できるだけ19日までに手続きするようにしましょう。
口座未登録で初めて登録した場合
振込先を別の口座に変更した場合
まとめ
今回は、minneの売上金の振込スケジュールについて解説しました。
まずは「月末締め・翌月末振込」という基本ルールをしっかり押さえておきましょう。
売上金が少ないうちは繰り越しになる場合もありますが、一定期間が過ぎれば必ず振込されますのでご安心ください。
また、振込先口座の登録や変更は、スケジュールを確認しながら計画的に行うのがおすすめです。

今回もお読みいただき、ありがとうございました
【※この記事は2025年4月18日の情報をもとに執筆しています】
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