北海道でハンドメイド作品を委託販売したい方へ！おすすめのお店12選

今回は、北海道でハンドメイド作品を委託販売したいと考えている方に向けて、おすすめのお店12店舗をご紹介します。

ご紹介するお店は、

• 北海道内に実店舗があること
• 公式HPまたはSNSが設置されていること
• HP・SNSで委託販売に関する言及がある

これら3つの基準で選びました。

中には、遠方からの納品が可能なお店もあります。

北海道でのハンドメイド委託販売先をお探しの方は、
ぜひこの記事を参考に、自分に合ったショップを見つけてみてくださいね。

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委託販売先に問い合わせるときのマナー・注意点

出展したい委託販売先を見つけたら、まずは問い合わせをすることになります。

その際は、
お店の方も忙しい中で対応してくださっていることを忘れないようにしましょう。

できるだけ敬意を持って、無駄な手間をかけさせないよう心がけることが大切です。

問い合わせ時に気を付けたいポイントを5つにまとめました。

• 事前に公式サイト・SNSを確認する
• お店に敬意をもって丁寧に問い合わせる
• 対等なビジネスパートナーとして接する
• 返信がすぐ来ない場合も催促は慎重に
• 委託販売を見合わせる場合も、感謝を伝える

事前に公式サイト・SNSを確認する

新規受付はしているか

手数料はいくらか

委託販売にあたって気になる点はたくさんあると思います。

まずはお店の公式サイトやSNSをしっかりと確認しましょう。

お店によって公開している情報の範囲は異なりますが、まずは自分で調べる姿勢が大切です。

すでに掲載されている内容なのに問い合わせをしてしまうと、相手に無駄な手間をかけさせてしまいます。

できるだけスムーズで丁寧なやり取りができるよう、事前の情報収集を心がけましょう。

お店に敬意をもって問い合わせる

委託販売を希望して問い合わせる際は、相手に対して敬意を払い、丁寧な姿勢で行うことが大切です。

たとえば、InstagramのDMなどで

「今は委託募集していますか？」

という一文だけ送るのは失礼にあたります。

お店の方も忙しいなかで対応してくださっています。

自分の言いたいことだけを送りつけるのではなく

• 挨拶
• 簡単な自己紹介
• 「よろしくお願いいたします」

といった敬意を持った言葉づかいを意識することが信頼につながります。

対等なビジネスパートナーとして接する

ハンドメイド作家と委託先のショップは、販売活動を支え合う対等なビジネスパートナーです。

「お客さま気分」で、自分にしてほしいことばかりを一方的に求めないよう注意しましょう。

もちろん、不満があるのに黙って我慢し続ける必要はありません。

大切なのは、お互いを尊重しながら、気持ちよくやり取りができる関係を築くことです。

返信がすぐ来ない場合も催促は慎重に

問い合わせをした後、返事が気になって早く返信が欲しい気持ちはよくわかります。

相手からの返事が少し遅くなっても、
ある程度は待ってみる心の余裕を持っておきたいものです。

催促が絶対いけない、というわけではありません。

ですが、多くのハンドメイド委託ショップでは、営業や接客の合間に作家対応をしている場合がほとんど。

なかには本業を別に持って運営している方もいます。

もし連絡のスピード感が自分とどうしても合わないと感じた場合、
そのお店での委託販売は今一度、慎重に考え直してみても良いと思います。

委託販売を見合わせる場合も、感謝を伝える

ハンドメイド作品の委託販売を検討する中で、
さまざまな理由からそのお店での出展を見合わせることもあるでしょう。

その場合でも、丁寧に辞退の旨を伝え、
対応してくれたことへの感謝を忘れずに伝えることが大切です。

「出展をやめたから」といって、そのまま返事をせずに音信不通になるような対応は避けましょう。

今後のハンドメイド活動の中で、また思わぬご縁でつながる可能性もあります。

最後まで礼儀を大切にすることは、自分自身の信頼を守ることにもなります。

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北海道で委託販売できるおすすめのお店12選

ここからは、北海道でハンドメイド作品の委託販売ができるおすすめのお店を12店舗ご紹介します。

それぞれのお店ごとに特徴がありますので、ご自身の作品や活動スタイルに合った委託先を選ぶ際の参考にしてみてください。

※ご紹介しているお店は、タイミングによっては新規の委託募集を行っていない場合もあります。
あらかじめご了承ください。

【※この記事は2025年6月14日の情報をもとに執筆しています】

&Linkハンドメイドショップ【札幌市】

札幌市北区にあるハンドメイド専門ショップです。

キッズスペースがあり、お子さま連れでもゆっくりと作品を見ることができます。
ペットの入店がOKなのも特徴。

公式サイトは見当たりませんでしたが、InstagramやThreadsで情報発信されています。

月ごとの予定や出品中の作品紹介などが丁寧に更新されているので、ぜひ一度チェックしてみてください。

vida shop【札幌市】

vida shop（ビダショップ）は、2024年にオープンしたカフェです。

自家製野菜を使用したランチを提供しているほか、
ハンドメイド作品の委託販売も行っています。

店内では、店長が仕入れたアルパカ毛糸の販売、ワークショップ、野菜販売もあります。

Instagramだけでなく、Googleマップからも、彩り豊かな野菜を使ったメニューや店内の画像が確認でき、
店作りの丁寧さとこだわりが伝わってきます。

アルパカ毛糸はCreemaでも販売中です。

※委託販売の問い合わせにCreemaを使用するのは控えましょう。

こさえる【札幌市】

こさえるは、札幌市西区に店舗を構えるハンドメイド雑貨ショップです。

さまざまなお店が並ぶぎんなん通り沿いにあり、
JR発寒中央駅からも徒歩数分ほどとアクセスしやすい立地です。

委託販売では、販売手数料と月ごとの委託管理料がかかり、
詳細はInstagramで確認できます。

日焼け防止のために展示場所を定期的に移動するなど、
作品を丁寧に管理してもらえる点も特徴です。

EL FARO【小樽市】

EL FAROは、小樽市内にあるハンドメイド雑貨店です。

オリジナルのハンドメイド雑貨の販売に加え、全国各地から集まるハンドメイド作品の委託販売も行っています。

委託販売用のレンタルBOXは大小あわせて48区画あり、
見ごたえのある品ぞろえは口コミでも好評です。

「EL FARO」はスペイン語で「灯台」という意味とのこと。

出品を検討している方は、オーナーさんの想いが伝わる公式サイトもぜひ一度ご覧ください。

ColleCtionplus…【函館市】

ColleCtionplus…（コレクションプラス）は、函館市内にあるハンドメイド作品・ハンドメイド資材・雑貨の委託ショップです。

現在は、約40名のハンドメイド作家さんが委託販売を行っています。

SNSでは、オーナーさんはイベントの開催や出展を積極的に行っており、ハンドメイド販売への理解の深さがうかがえます。

作家さんも安心して委託しやすいお店といえるでしょう。

イベント参加の際は不定休となることもあるため、来店前には営業カレンダーの確認をおすすめします。

はぴもえ工房【函館市】

はぴもえ工房は、函館競馬場のすぐ近くにあるハンドメイドショップです。

平日は、競馬場の店舗向かいにある駐車場を無料で利用できます。

公式サイトでは、委託販売を行っている作家さんや作品の紹介コーナーも掲載されています。

名刺やショップカードの作成代行も行っており、委託販売以外の相談もしやすいお店です。

可愛いみかんマークがトレードマーク。ワークショップも積極的に開催しています。

ハンドメイドのTiny garden【千歳市】

ハンドメイドのTiny garden（ティニーガーデン）は、千歳市にある手作り雑貨とコーヒーのお店です。

トールペイントやあみぐるみなど、可愛らしい作品が委託販売されています。

口コミでは、お店の丁寧な対応やオーナーの人柄が好評です。

デザイン制作のOPS designも併設されており、名刺やパンフレット制作についてプロに気軽に相談することができます。

テレビ出演の実績もあるお店です。

くりやまクリエイターズマーケット【夕張郡栗山町】

くりやまクリエイターズマーケットは、2017年にオープンしたショップです。

大きな特徴は、安心感と信頼感。お店は栗山町が運営しています。

栗山町はCreemaとのコラボレーション実績もある、ハンドメイド活動が活発な自治体です。

ハンドメイド作家さんは栗山町に住んでいなくても出品が可能ですが、
栗山町にちなんだ作品を1点以上出展することが条件となります。

JR栗山駅のすぐ近くにあり、無料Wi-Fiを完備した休憩スペースも用意されているなど、
好環境で委託販売が行えます。

新規募集がある場合は、公式サイトやSNSで告知されるため、興味のある方はこまめにチェックしておくとよいでしょう。

六花 -むつのはな- 札幌ハンドメイドショップ【札幌市】

六花 -むつのはな- 札幌ハンドメイドショップは、札幌市内の東西線・西28丁目駅から徒歩圏内、大通り沿いにある路面店舗です。

近くには保育園や小中学校も多く、活気のある立地が特徴です。

DM販売や配信販売にも積極的に取り組んでおり、頼もしい委託先といえるでしょう。

情報発信はInstagramが中心となっているため、興味のある方は一度チェックしてみてくださいね。

M’s ARI shop【千歳市】

M’s ARI shopは、セレクト雑貨・ハンドメイド作品・焼き菓子の委託販売を行っているショップです。

管理料は棚によって異なりますが、ひと月1,500円～とリーズナブルに利用できます。

食品の委託販売に対応しているのも特長です。

道道258号沿いにあり、駐車場も完備。

近隣にはスターバックスやセカンドストリートなどもあり、買い物ついでに立ち寄りやすい立地です。

陽だまり屋【旭川市】

陽だまり屋は、北海道旭川市にあるハンドメイド作品のレンタルBOX専門店です。

アクセサリーや布小物、ハンドメイドパーツなど、多ジャンルの作品を取り扱っており、
現在は道内外あわせて50名以上の作家さんが参加しています。

遠方の作家さんにも対応しているため、旭川市外にお住まいの方でも委託販売が可能です。

各作家さんへのオーダー受付にも対応しており、作品の魅力をさらに広げたい作家さんにとっても心強い委託先です。

ハルニレの樹【旭川市】

「ハルニレの樹」は、2025年6月にオープンしたばかりの新しいハンドメイドショップです。

佐賀県には姉妹店SUSIE（スージー）があります。

店舗は旭川市神居の住宅街にあり、まるでアニメに登場しそうな、かわいらしい外観が特徴。

委託販売してもらうには審査が必要で、お店のコンセプトに合った作風かどうかがポイントになりそうです。

出展を検討している方は、
まずInstagramなどで他の作家さんの作品や店内の雰囲気をチェックしてみると良いでしょう。

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委託販売店の探し方・選び方のポイント

と前のめりになる前に、少し立ち止まって考えてみましょう。

ここでは、自分に合った委託販売店の探し方・選び方のポイントをご紹介します。

お互いに気持ちよくやり取りできる委託先を、慎重に選ぶことが大切です。

客層が作品に合っていそうか

お店によって、お客さまの年齢層や好みのテイストにはそれぞれ傾向があります。

お店の公式サイトやSNSを以下のようなポイントをチェックしてみましょう。

• 店内の雰囲気
• 出品中の他の作家さんの作風
• お店の立地
  （観光地・住宅街・学校の近くなど）

自分の販売ターゲット層に近いお客さまが多く訪れるお店を選ぶと、作品が手に取ってもらいやすくなります。

手数料の確認

委託販売でかかる費用を把握することはとても重要です。

手数料の仕組みはお店によって異なりますが、主に以下のような費用がかかります。

• 月額利用料金
• 作品が売れるごとの販売手数料

これらのどちらか、あるいは両方が設定されているお店もあります。

売上金が振り込みで支払われる場合は、振込手数料の有無も確認しておきましょう。

継続して委託販売を行ううえで、これらのコストはとても大切なポイントです。

契約内容

委託販売を行う際は、お店と契約書を交わすケースが多くなります。

お金をやり取りする以上、「なんとなく」で済ませず、自分でも内容をしっかり理解することが大切です。

• 納品数
• 販売・更新期間
• 清算のタイミング など

後から困ることがないように、事前に把握しておきたいものです。

契約内容を読み込み、不明な点があれば契約前に遠慮なく確認しましょう。

こうした質問に丁寧に答えてくれるお店は、信頼できる委託先といえます。

お店と自分との相性

契約条件が希望に合っていても、何となく違和感を感じることもあります。

お店の雰囲気だけでなく、オーナーさんや担当者とのやり取りの中で感じる相性も大切な要素です。

良い・悪いではなく「合う・合わない」という感覚は、人と人との関係では自然なこと。

違和感がある場合は、無理をせず委託を見送る判断も、気持ちよく活動を続けていくうえで大切です。

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委託販売のメリット・注意点

委託販売には魅力的なメリットがある反面、注意点もあります。

両方の側面を検討したうえで、委託販売をするかどうか判断しましょう。

委託販売のメリット

制作に集中できる

ハンドメイド作品の販売は、想像以上に時間と手間がかかるもの。

• イベント出店
  • 値札付け
  • ディスプレイ など
• ネット販売
  • お客さまとのやり取り
  • 検品・発送作業 など

委託販売を利用することで、こうした販売の業務を店舗に任せることができます。

制作に集中する時間をより多く確保できます。

接客が苦手な方にとっても、委託販売は精神的な負担を軽減できる方法のひとつです。

新しくファンを増やせる

イベント出店やSNSなど、自分で行うPR活動だけでは、なかなか届かないお客さまもいます。

委託販売では、普段とは違う地域や層の方々に作品を見てもらえる機会が増え、
新たなファンを獲得できる可能性があります。

実物を手に取って見てもらえる

• 作品は魅力的なのに写真が苦手なハンドメイド作家さん
• 「触り心地」「軽さ」など、実物を手に取ってこそ伝わる魅力がある作品

こういったケースは店頭での販売が効果的です。

自身がイベント販売に参加するのも非常に有効な手段ですが、本業や家庭の事情などでイベント出店が難しい方もいらっしゃいます。

自身の代わりに店舗で作品を展示・販売してもらえる委託販売は、とても頼りになる存在です。

SNSやオンラインショップで宣伝・販売してくれるお店もある

店舗によっては、InstagramなどSNSで積極的に作品を紹介してくれます。

オンラインショップを設置し、委託作品をネット販売もしてもらえるお店も増えています。

作家以外の視点で発信される作品紹介は、自分では思いつかなかった魅力の伝え方に気づくきっかけにもなるでしょう。

今後の販売活動のヒントとしても、大いに参考になるはずです。

委託販売の注意点

売れ残りリスクがある

委託販売では、お店の客層と自分の作品が合わず、残念ながら売れ残ってしまうこともあります。

商品を入れ替えたい場合には、遠方の場合は、売れ残った作品を返送してもらう送料が発生します。

思わぬ費用や手間がかかる可能性があることは、あらかじめ理解しておきましょう。

販売手数料がかかる

委託販売やネット販売では、作品が売れるごとに販売手数料が発生することが一般的です。

委託販売の場合、ネット販売よりも金額が高めに設定されていることが多くあります。

• ネット販売（minne・Creemaなど）：売上の10％台が主流
• 委託販売ショップ：売上の20％以上が一般的

月額の管理料など固定費がかかるお店も多く、売上が出なくても費用が発生することがあります。

破損・紛失時の補償ルールを確認

店舗で展示している間に、作品が破損したり紛失してしまうことも、たまにあります。

こうしたトラブルに対する対応はお店によって異なります。

委託販売の契約を結ぶ際には、必ず補償に関する取り決めを確認し、
内容をよく理解してからサインするようにしましょう。

お店とのトラブルの可能性

ハンドメイドの委託販売は、基本的にお店と作家の信頼関係の上に成り立っています。

ですが、連絡の行き違いや認識のズレなどからトラブルが発生することもあります。

信頼関係が崩れた場合でも、感情的にならず、冷静に対応することが大切です。

トラブルの実例

ある作家さんが、住んでいる地域とは異なる地方の委託販売ショップに作品を出展していました。

ところが、
ある日突然そのお店が閉店してしまい、
作家さんとの連絡も取れなくなってしまったのです。

と願っていたものの、結局は諦めるしかありませんでした。

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まとめ

今回は、北海道に実店舗を構えるおすすめのハンドメイド委託販売ショップをご紹介しました。

あわせて、

• 問い合わせ時のマナー
• 委託販売先を選ぶ際のポイント
• 委託販売のメリットと注意点

についても解説しました。

ご自身の作品に合った委託販売先を見つける際に、この記事が少しでも参考になれば幸いです。

【※この記事は2025年6月14日の情報をもとに執筆しています】

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