
こんにちは。
『私立さつきや図書館』館長(ブログ管理人)の「さつきや」です
今回は、ハンドメイドマルシェに出店した際、「お客さまに立ち止まってもらうためのアイデア」を5つご紹介します。

ハンドメイドマルシェで、なかなかお客様が足を止めてくれない…

少しでも集客につながるアイデアが知りたい
参加が初めての初心者さんでも、気軽に取り入れられる工夫ばかりを厳選しました。
ぜひ、試してみてくださいね。
【ハンドメイドマルシェでの集客ポイント】
【お客様に立ち止まっていただくアイデア5選】
「こうすれば必ず売れる!」という確実な方法ではないけれど、
小さな工夫や気づきの積み重ねが、成果につながっていくはず!
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【はじめに】 ハンドメイドマルシェでお客さまに立ち止まってもらおう

ハンドメイドマルシェに出店する作家さんなら、

せっかくならたくさん売れてほしい
と思うのは当然のこと。
いずれにしても、まずはブースの前でお客さまに立ち止まってもらうことが必要です。
お客さまのほとんどは「眺めながら歩いている」
わざわざハンドメイドマルシェに来場されるお客さまの多くは、

気に入ったものがあれば買いたい
と考えている方です。
ですが、すべてのブースをじっくりと見て回るわけではありません。
多くの方は、
を探すため、歩きながら各ブースを眺めています。
正面から向き合ってもらう工夫が必要

ブースの正面に立ってくれるお客さまは少数派です。
ほとんどのお客さまは、歩きながら気になったものに反応する、
という形で見ていきます。
つまり、
強く興味をひかれるポイントがなければ、そのまま通り過ぎてしまう
可能性が高いのです。
体の向きは、基本的には進行方向を向いたまま。
そんな中で

このブース見ていきたいな

ここの作品はちょっと気になる
と思ってもらえる工夫が必要になります。
を少し工夫するだけで、立ち止まってもらえる確率がグッと上がることもあります。
並べ方を少し工夫するだけなら、ほとんど費用をかけずにできます。
特に初心者さんにとっては、
まず立ち止まってもらう
というステップが大きな課題かもしれません。
今回ご紹介するアイデアを、気軽にひとつでも試してみてください。
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初心者さんでも簡単!お客さまに立ち止まってもらうアイデア5選
これまでにお伝えしたように、ハンドメイドマルシェに来場するお客さまの多くは、
通路を歩きながら気になる作品を探しています。
ブースの前で足を止めて、作品をじっくり見てもらうには、
が大切です。
こういった前提を踏まえつつ、
ハンドメイドマルシェ初心者さんでも簡単に取り入れられる、
立ち止まってもらうためのアイデアを5つご紹介します。
どれも特別な道具やスキルは不要で、今日からでも試せるものばかりです。
アイデア1. 導線を意識する

販売ブースのレイアウトが完成したとき、
どこから見たときの見栄えをチェックしていますか?
ブースの正面に立った見た目だけを確認していないでしょうか。
お客さまは歩きながらブースを眺めていきます。
だからこそ、
「お客さまが歩いてくる方向」から、自分のブースがどう見えているか
を意識してみましょう。
ハンドメイドマルシェでは、会場の入口からの流れやブースの配置により、お客さまの歩く方向(導線)はある程度決まっています。
お客さまがどの方向からブースに近づいてくるのか、予測してみてください。
おすすめなのは、
実際に自分でお客さまの動線を歩いてブースに近づいてみること
です。
その視点で見たときに、
といったポイントを確認してみましょう。
もし実際のお客さまの動線が想定と違ったら…
開場後でもお客さまの流れを見極めつつ、
レイアウトを変えるなど、柔軟に調整してみましょう
アイデア2. レイアウトを45°外側に向ける

前のアイデア「導線を意識する」の具体的な応用例です。
作品やディスプレイ、
すべてをブース正面に向けてまっすぐ並べていませんか?
でも、この記事で何度か触れているように、
お客さまは歩きながら、前方のブースを斜めから眺めていることが多いのです。
つまり、お客さまは
真正面ではなく斜め方向からブースを見ているということ。
そのため、
作品やディスプレイの一部をお客さまの導線に対して45°ほど外側に向けて配置してみましょう。
お客さまと作品が正面から向き合う形になって、思わず足を止めてもらえるきっかけになるかもしれません。
全体を斜めにする必要はありません。
お客さまの導線側に近いディスプレイを中心に、バランスを見ながら部分的に調整するのがおすすめです。
注意したいのが「中途半端な角度」。
なんとなく少しだけ斜めにしただけでは、見た目に乱雑な印象を与えてしまうこともあります。
斜めに向けると決めたら、45°しっかり角度をつけるのがポイントです。
アイデア3. 同系色の作品はまとめて並べる

ハンドメイドマルシェに出店する作家さんの中には、

作品の色が偏らないように、バランスよくブース全体に均一に並べる
という配置を心がけている方もいるかもしれません。
それが間違いというわけではありません。
ですが、お客さまの目を引くという点では、
同系色の作品を「色のかたまり」としてまとめるレイアウト
がおすすめです。
同じような色味の作品をひとつのエリアに集めることで、
というメリットがあります。
歩いているお客さまの目に留まりやすくなり、
立ち止まるきっかけにもつながります。
「色のかたまり」を意識したメリハリのあるレイアウトにすることで、より印象的なブースに仕上がります。
ハンドメイドマルシェ初心者さんでも取り入れやすい、ちょっとした配置の工夫です。
ぜひ試してみてください。
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アイデア4. POP(販促物)は目的を明確に

ハンドメイドマルシェに出店する作家さんの多くは、販売ブースに
POP(販促物)を設置していると思います。
など、内容はさまざまでしょう。
POPを設置する際は
「何のために書いているのか」目的を明確にすること
が大切です。
ハンドメイドマルシェでのPOPの目的は、大きく分けて次の2つに分類できます。
気づいてもらう
まずは、「このブースに気づいてもらう」ことが第一の目的です。
この段階では、詳しい情報までは必要ありません。
シンプルでわかりやすく、
など、ひと目で伝わるPOPを目指しましょう。
この段階のPOPは、字数を抑えて直感的に目を引くことがポイントです。
歩いているお客さまの視界に入った瞬間に興味を持ってもらえるよう、
を意識して作りましょう。
知ってもらう

気づいて足を止めてくれたお客さまには、次のステップとして
知ってもらう
ことを意識したPOPを用意しましょう。
たとえば、
など、詳しい内容を丁寧に伝えるPOPが適しています。
ここでは少し説明的な文章もOKですが、
を意識して、要点を絞ることが大切です。
POPは目的に応じて使い分けよう
初心者さんほど

伝えたいことがたくさんある!
と、POPの数が増えがちです。
しかし、多すぎると、伝えたい情報が埋もれてしまう可能性もあります。
そのPOPの役割を意識して、
効果的に配置してみてください。
アイデア5.トライアングル型レイアウトで印象的に

ハンドメイドマルシェのブースで、ただ作品を並べているだけでは、
なかなかお客さまの興味を引くのは難しいもの。
おすすめなのが、
トライアングル型(三角形)のレイアウトです。
三角形、つまり末広がりの形は、
といった効果があります。
自然と視線が集まりやすく、立ち止まってもらえる可能性も高まります。
什器・商品棚を使う
什器や商品棚の中に、三角形や末広がりの形状のものを使用する
方法が一番簡単です。
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ピラミッド型に積み上げる
展示台・作品自体をピラミッド型に積み上げて配置する
のも効果的です。
作品を「かたまり」として見せることで、全体の視認性もアップします。

きっちりとした三角形にする必要はありません。
作品を3つ並べる際に、中央だけを少し高くするだけでも、
三角形のシルエットになります。
商品だけでなく、飾り小物を使ってトライアングルを作ってもOKです。
初心者さんでも気軽に取り入れられるレイアウトの工夫として、ぜひ試してみてください。
参考書籍の紹介
ハンドメイドマルシェでお客さまに立ち止まってもらう、つまりは
「集客」するテクニック
ということになります。
ハンドメイドに特化した書籍ではありませんが、マルシェ出店にも応用できる参考書をご紹介します。
『たった10秒で入店率は決まる! 通行客を来店客に変える「店頭集客」』
(村越和子 著・2024年・同文舘出版)

この本は、実店舗の外観を工夫することで、店前を通る人々を来店客に変えよう、
という趣旨で具体的なテクニックを紹介しています。
すべてがそのまま使えるわけではありませんが、
ハンドメイドマルシェでブースづくりのヒントになる点も多く、とても参考になります。

ハンドメイド作家さんも一読の価値はありますよ。
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まとめ
今回は、ハンドメイドマルシェでお客さまに立ち止まってもらうためのアイデアを、
参加初心者さんでも簡単に試せる方法に絞ってご紹介しました。
これらは「こうすれば必ず売れる!」という確実な方法ではありません。
しかし、小さな工夫や気づきの積み重ねが、やがて成果につながっていくはずです。
どれも気軽に実践できるものばかりです。
ぜひ取り入れやすそうな方法から試してみてくださいね。

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
【※この記事は2025年5月21日の情報をもとに執筆しています】
【ハンドメイドマルシェでの集客ポイント】
【お客様に立ち止まっていただくアイデア5選】
「こうすれば必ず売れる!」という確実な方法ではないけれど、
小さな工夫や気づきの積み重ねが、成果につながっていくはず!
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