
こんにちは。
館長(ブログ管理人)の「さつきや」です。
今回はレビュー記事です。
ササガワの『着画作成キット・ピアス用 ナチュラルモデルフォト』を使ってみた感想をお届けします。

アクセサリー作品のサイズ感が上手く伝えられない…

お客様に「思ったより小さかった」と言われてしまった…
わたしも作品の撮影でずっと悩んでいました。
着用写真があると、
でも、

そこで、今回この撮影キットを購入して試してみました。
この記事では、その使用感や良かった点・気になった点などを、率直にお伝えしたいと思います。
スポンサーリンク
【購入前の悩み】サイズ感がうまく伝えられない…

わたしはCreemaなどでピアス・イヤリングを中心にハンドメイド作品を販売しています。
その中で、いつも悩んでいたのが
「サイズ感の伝え方」
でした。
…と工夫はしていたのですが、
「思ったより小さかった」というご感想をいただくこともありました。

私は手がとても小さいため、手のひらでの撮影だと実際より大きく見えてしまうこともありました。
そんなとき、他の作家さんの作品ページで見かけたのが、
モデルさんの顔写真が印刷されたボードに、ピアス作品を着用させた商品画像

これならサイズがわかりやすい!
この撮影キットはどこの商品だろう、
とネットで探してみたところ…
その商品が「ササガワの着画作成キット」だとわかりました。
ササガワ『着画作成キット・ピアス用 ナチュラルモデルフォト』
というわけで、撮影キットを実際に購入しました。

今回わたしが購入したのは、
『着画作成キット・ピアス用 ナチュラルモデルフォト』
です。
ピアス用のほかにも
など、シリーズで販売されています。
雰囲気のバリエーションも豊富で、
など、作家さんの作風に合わせた雰囲気を選ぶことができます。
商品情報
メーカー | ササガワ |
商品名 | 着画作成キット ピアス ナチュラルモデルフォト |
内容 | 8種各1枚入り・アクリル製スタンド付き |
品番 | 37-5003 |
大きさ | A4サイズ(H297㎜×W210㎜) |
紙厚 | 0.24㎜ |
スポンサーリンク
感想・レビュー

それでは開封して、使用した感想をお伝えします。
中身の確認
まず、開封してみると中にはこのような内容が入っていました。
ピアス用なので、モデルさんの耳がよく見える構図になっています。

写真の種類は4パターン。
それぞれ
の2バージョンがあるため、合計で8枚です。
片面印刷で裏は真っ白です。
紙は厚紙というほどではなく、思ったよりもやや薄手な印象ですが、
スタンドに立てて使っても倒れてくることはありませんでした。
ライトを当てても透けることはなく、撮影時も気になりません。
アクリル製スタンドはわざわざ保護フィルムが貼られてました。

正直、写らない部分なので多少の擦れがあっても気にならないのですが、こうした気遣いは嬉しいですよね。
フィルムをはがすと、スタンドは無色透明でとても綺麗。

組み立ててみると、やや後ろに傾斜しています。
下部にモデルさんが印刷された台紙(※以下、「台紙」)を挟み込む部分がありますが、少しかたくて広げにくいです。
無理に差し込むと台紙が傷みそうだったので、わたしは挟まずに台紙を立てかけるだけで使用しています。
それでも倒れることはなく、問題なく使えました。
台紙を加工する
撮影前に、まずモデルさんの耳部分にピアスホールをあける必要があります。
台紙はそれほど厚くないので、画鋲やコンパスなど、家にある道具でも十分に穴をあけられます。

私は、以前ダイソーで購入した手芸用の目打ちを使いました。
ピアス用の穴あけは簡単ですが、問題はイヤリングです。
イヤリングを装着するためには、イヤリング金具を付け外しできる隙間を作らなくてはいけない。
台紙にカッターで切り込みを入れます。
パッケージの説明では、
「耳に沿って曲線を描くように切る」
とされていますが、実際に綺麗に切るのはなかなか難しそうです。

少しでも切った後がきれいになるように、
⇨ カッターの刃を新しいものに交換。
切れ味をよくしておきました。
私の場合は、イヤリングをよりスムーズに装着できるように、もうひと工夫。
- 途中まで耳に沿って切り込みを入れる
- そのままモデルさんの髪の毛の流れに合わせてカット
- 耳の部分だけよりも広く隙間が開くようにしてみました。

紙は厚くないので、切りやすかったです。

補足:
これも自己流ですが、
穴をあけたり切り込みを入れる部分の裏側にセロテープを貼って、
少しでも台紙が長持ちするように補強しました。
効果のほどはまだわかりませんが…
撮影
準備が整ったので、いざ撮影。
私は商品画像の撮影に、撮影ボックスを使用しています。

正面からディフューザー越しにライトを当てていますが、反射も気になりませんでした。
※ ディフューザーとは
ライトの光を柔らかく拡散させるための布やカバーのこと。
こちらが、ピアスの着用画像の仕上がりです。

けっこう自然に撮影できていると思いませんか?
イヤリングはこちら。

よく見ると、耳と髪の部分に切り込みが入っているのですが、思ったよりも目立たず、きれいに撮れました。
ピアス・イヤリングともに、もちろん「本物のモデルではなく印刷物」だとはすぐにわかるとは思います。

それでも、期待以上に良い感じの写真を撮影できたと感じています。
私の場合、
こうした手軽な撮影キットがあるのは、とてもありがたいです。
着用イメージをお客様に伝える手段として、個人的には大満足の仕上がりでした。
結論
今回は、ササガワの『着画作成キット・ピアス用 ナチュラルモデルフォト』を使って撮影してみた、わたし個人の感想をお伝えしました。
結論として、この商品はおすすめできます。
もちろん、実際のモデルさんによる撮影と同じクオリティというわけにはいきません。
それでも、サイズ感や着用イメージを伝える手段としては十分だと感じました。
使用されているモデル写真は、肖像権フリーとのことなので、ハンドメイド作家さんも安心して使えますよ。
ただし、無断でアクセサリー撮影以外の目的に使用することはできません。
複製して再配布することも禁止です。
商品イメージを伝えきれていない、と考えているハンドメイド作家さんには、一度試してみる価値があるのではないでしょうか。

最後までお読みいただき、ありがとうございました
【※この記事は2025年5月6日の情報をもとに執筆しています】
スポンサーリンク
コメント