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minneの売上金の振込は繰り越しできる?適用条件2つを解説

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こんにちは。
『私立さつきや図書館』館長(サイト管理人)の「さつきや」です。

今回は、minneの売上金の振込について、「繰り越しはできるのか?」という疑問を詳しく解説します。

「振込手数料を節約したいから、できれば繰り越したい」

「今月は売り上げが少ないから、来月にまとめて振り込んでほしい」

minneで販売活動をするハンドメイド作家さんなら、このように考えたことがある方も多いのではないでしょうか。

結論から言うと、自分の意思で売上金の振込を繰り越すことはできません。

ただし、特定の条件を満たした場合に限り、自動で繰越処理が適用されることがあります。

この記事では、その繰越条件についてわかりやすく解説します。

さつきや
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この記事はこんな人におすすめ
  • minneで販売を始めたばかり、またはこれから始める初心者の方
  • 費用管理を正しく行いたいハンドメイド作家さん
  • minneの売上金の振込ルールを確認したい方
この記事のまとめ

利用者都合での振込の繰り越しは基本不可

ただし、特定の条件では繰り越しが適用される。

自動繰り越しの適用条件
  • 売上の合計金額が1,000円未満
  • 振込先口座の未登録・登録間違い

いずれかの条件を満たした場合は、振込処理が翌月に繰り越される。

この記事では、まずminneの振込ルールについて確認してから、繰り越しの適用条件について詳しく解説していきます。

minneの売上金の振込について

まず、minneの振込ルールについて基本を確認しましょう。

売上金は毎月1日~月末で締め切り、翌月末日23:59までに登録口座へ振り込まれます。

振込頻度月1回
締め切り月末
振込期日翌月末23:59まで
振込手数料1回につき220円

振込申請などの手続きは不要です。

振込スケジュールについては、こちらの記事で詳しく解説しています。

簡単にですが、minneの売上金の振込ルールについてまとめました。

ここから、本題である振込の繰り越しについて解説していきます。

振込の繰り越しは基本不可

肝心の振込の繰り越しについてですが、

minneでは振込スケジュールが一律で決まっており、利用者の希望による繰り越しには対応していません。

基本的に「繰り越しは不可」と考えておきましょう。

しかし、特定の条件を満たした場合に限り、自動的に繰り越されるケースはあります。

売上金の繰り越し条件

minne公式サイトによると、売上金の繰り越しが適用されるケースは次の2通りです。

自動繰り越しの適用条件
  • 条件1.売上の合計金額が1,000円未満
  • 条件2.振込先口座の未登録・登録間違い

このいずれかの条件に当てはまる場合は、売上金の振込は自動的に翌月以降の繰り越しとなります。

ハンドメイド作家さんからの申告や申請など、特別な手続きは不要です。

条件1. 売上の合計金額が1,000円未満

その月の売上金額が合計1,000円に満たない場合、振込処理はされず、自動的に翌月へと繰り越されます。

※ 売上金額=作品価格・オプション料金・送料を合計した金額

合計金額が1,000円以上になれば振込処理

その後、新たに注文が入り、

「繰り越し分の売上金額」と「新たな注文分の売上金額」の合計金額が1,000円を超えたら、

その月の月末締めのタイミングで、まとめて振込処理が行われます。

5ヶ月を超えると6ヶ月目に振込処理

「売上金が1,000円以上にならないと、ずっと売上金を受け取れないままなの?」

そう心配になる方もいるでしょう。

大丈夫です。

売上金額が1,000円に満たない状態が5ヶ月を超えると、6ヶ月目の月末に振込処理が行われます。

シミュレーション【繰り越し・締め・振込の流れ】

以上、金額が1,000円未満だった場合の繰り越しについてご説明しました。

より具体的にイメージできるように、繰り越し、締め、振込までの流れをシミュレーション形式で見てみましょう。

シミュレーション
【繰り越し・締め・振込の流れ】

【1月】

この月の売上金額は500円でした。

1,000円に満たないため、売上金は次月(2月締め)に繰り越されます。


【2月】

この月の売上金額は700円でした。

2月の売上金も1,000未満でした。

しかし、1月分の500円が繰り越されているので、この金額が合計されます。

500円(1月分)+ 700円(2月分)= 1,200円

合計が1,000円を超えました。

1月と2月の売上金は、2月末で締め、翌3月末日23:59までに振込処理が行われます。

締め計上された売上金は、販売手数料と振込手数料を差し引かれて、登録口座へ振り込まれます。

上記のシミュレーションでは、850円が実際の振込金額です。

振込金額の計算方法については、こちらの記事で詳しく紹介しています。

条件2. 振込先口座の未登録・登録間違い

売上金が繰り越されるもう一つのケースは、「振込先口座の未登録」または「登録内容の間違い」です。

minneで振込先口座をまだ登録していない場合、当然ながら売上金を振り込んでもらうことができません。

すでに口座を登録済みで、入力ミスなどで登録内容に不備があっても同様です。

これらの場合、売上金は翌月に繰り越されます。

登録口座が原因で繰り越しとなった場合、minne運営から案内メールが届きます。

メールを受け取ったら、速やかに正しい口座情報を登録しましょう。

振込口座の登録方法

振込口座の登録は、minneのアプリ・公式サイトどちらからでも可能で、手順も同じです。

ログイン後、メニューの「設定」→「ショップ設定」内の「銀行口座」から、口座情報を登録できます。

注意しておきたいのは、登録した口座情報が反映されるタイミングです。

その月の19日までに正しい口座情報を登録しておけば、当月末の振込に間に合います。

20日以降に登録・修正を行った場合は、反映が翌月の振込からとなります。

そのため、口座情報の不備で繰り越しとなっていた場合、20日以降に修正登録をしても、その月の振込には間にありません。

結果として、さらに1ヶ月、売上金が繰り越されてしまいます。

口座情報は毎月19日までに確認・修正しておくことをおすすめします。

未登録・登録ミスにくれぐれも注意!

販売活動用の口座を新しく開設したばかりのハンドメイド作家さんは、ご自身も使い慣れていない口座情報の入力に、うっかりミスしてしまうこともあるでしょう。

振込先口座を正しく登録していないと、せっかくの売上金を受け取ることができません。

さらに、minne運営にも手間をかけさせてしまい、ご迷惑となってしまいます。

登録ミスをしたからといって、もちろん、ペナルティがあるわけではありません。

とはいえ、ハンドメイド作家さん、minneの双方がスムーズに活動できるように、登録忘れ・ミスには、くれぐれも気をつけましょう!

まとめ

今回は、minneの売上金の振込を繰り越しできるかどうかについて詳しく解説しました。

簡単にまとめると
「不備によって振込が不可能な場合を除き、繰り越しには基本対応していない」
ということになります。

売上金の振込を自分のタイミングで決めたい方は残念に感じるかもしれませんね。

ですが、minneのルールに従って、これからもお互い販売活動を頑張っていきましょう。

さつきや
さつきや

今回もお読みいただき、ありがとうございました

この記事のまとめ

利用者都合での振込の繰り越しは基本不可

ただし、特定の条件では繰り越しが適用される。

自動繰り越しの適用条件
  • 売上の合計金額が1,000円未満
  • 振込先口座の未登録・登録間違い

いずれかの条件を満たした場合は、振込処理が翌月に繰り越される。

【※この記事は2025年4月8日の情報をもとに執筆しています】

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