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minneの手数料をわかりやすく解説!振込金額シミュレーションあり

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さつきや
さつきや

今回は、minneで販売する際にかかる
・手数料について
・最終的な振込金額の計算手順について
わかりやすく解説します。

この記事はこんな人におすすめ
  • minneでの販売を検討中のハンドメイド作家さん
  • 手数料を再確認したいminne利用者さん
  • 自分に合う作品販売サイトを探している方

minneの手数料には、販売手数料振込手数料の2種類があります。

以下にそれぞれの金額と、振込予定金額の計算方法を簡単にまとめました。

この記事のまとめ

【販売手数料】


【振込手数料】

すべての会員一律 220円 / 回

【振込金額】

1か月分の売上金額販売手数料振込手数料振込金額

これから、

  • 販売手数料・振込手数料の説明
  • 振込金額の計算手順について

具体的な計算シミュレーションも掲載していますので、ぜひご覧ください。

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販売手数料

販売手数料とは

minneでの販売取引が完了した時点で発生する手数料です。

通常会員のハンドメイド作家さんは、

作品が売れるまでminneに対して料金を支払う必要はありません。

※ 有料プラン『minnePLUS』の会員は注文の有無に関わらず、
会員料金(月額1,650円または年額16,500円)がかかります。

minneでの「取引完了」とは?

minneの販売取引では、

ハンドメイド作家さんが「発送完了通知メール」を送信した時点をもって、
取引完了とみなされます。

minneでの大まかな取引の流れ
  • お客さまが作品を購入
  • 作家が商品を発送し、
    「発送完了メール」を送信
  • 取引完了

この「発送完了メール」の送信がminneでの取引完了のタイミングです。

minneの販売手数料

手数料の割合はminneで登録している会員の種類によって異なります。

【販売手数料】

販売手数料の計算

販売手数料を計算するポイント
  • 売上金額にはオプション料金や送料も含まれる
  • 計算結果の小数点以下は切り捨て
  • 注文1件ごとに手数料を計算する

売上金額にはオプション料金や送料も含まれる

販売手数料の金額はそれぞれ

売上金額×各会員に応じたパーセント

で計算されます。

売上金額とは

  • 作品本体の価格
  • オプション料金
  • 送料

これらすべてが含まれます。

計算結果の小数点以下は切り捨て

minneの販売手数料は、
計算結果の小数点以下は切り捨てます。

▼ 具体的な金額を使った計算例はこちら ▼

minneで1件の販売取引が完了しました。

取引内容
・作品価格:600円
・オプション料金:50円
・送料:240円
売上金額:890円

今回は通常会員の手数料率10.89%で計算でします。

【販売手数料の計算】は
売上金額×10.89%

数字を当てはめると以下になります。

890円×0.1089=96.921円

四捨五入したら97円になりますが、
minneの手数料計算では小数点以下は切り捨てです。

販売手数料は96円となります。

注文1回ごとに計算する

minneの販売手数料は、必ず販売取引1件ごとに計算しましょう。

複数の注文をまとめて一度に計算すると、手数料の計算結果が変わってしまう場合があります。

▼具体的な金額を使った計算例はこちら▼

minneで取引が2件完了しました。

【条件設定】
・売上金額はそれぞれ以下の通り。
取引A:890円
取引B:740円

・通常会員

【販売手数料の計算】は
売上金額×10.89%

取引A:
890円×0.1089=96円(96.921)

取引B
740円×0.1089=80円(80.586)

販売手数料はそれぞれ96円・80円です。

成約手数料は2件分を合計すると、176円になります。

【間違った計算例】⇩

試しに、2件をまとめて計算してみましょう。
条件・金額は上記の計算と同じです。

(取引A+B)
890円+740円=1,630円

1,630円×0.1089=177円(177.507)

正しい販売手数料は176円
誤差が1円ほど出てしまいました。

取引件数や金額が多くなるほど、計算の誤差も大きくなります。

minneの手数料を計算する際は、1件ずつ計算しましょう。

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振込手数料

振込手数料とは、

minneで対象金額の振込時にかかる手数料です。

振込手数料は、振込一回ごとに発生します。

【振込手数料】

すべての会員一律 220円 / 回
<ポイント>
  • 振込が行われるのは月に一回
  • 月末締め・翌月末振込
  • 1回ごとに一律220円

minneの振込スケジュール

minneの売上金振込は

  • 毎月1日〜月末締め
  • 翌月末日23:59までに登録口座振込

というスケジュールで行われます。

振込申請などの手続きは不要です。

▼振込スケジュールについて、詳しくはこちらの記事で解説しています。▼

振込手数料は一律220円

minneでは、売上金が振り込まれる際、

振込手数料として1回あたり一律220円がかかります。

金融機関、口座の種類に関係なく、同じ料金が適用されます。

また、minneの通常会員・minne PLUS会員ともに金額は変わりません。

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振込金額

ここまで手数料について解説してきました。

しかし、ハンドメイド作家さんにとって大切なのは、

「最終的にいくら振り込まれるか」ということでしょう。

最終的な振込金額は、
振込対象金額から販売手数料・振込手数料を差し引いた金額となります。

【振込金額の計算】
1か月分の売上金額-販売手数料・振込手数料=振込金額

▼具体的な金額を使った計算例はこちら▼

月末になり、minneで売上金が締められました。

【条件設定】
・一か月の売上金額
取引A:890円
取引B:740円
合計:1,630円

・通常会員
・販売手数料:176円
・振込手数料:220円

まず、売上金の合計から販売手数料を引いてみましょう。

1,630円-176円=1,454円

次に、振込対象金額から振込手数料を差し引きます。

1,454円-220円=1,234円

最終的な振込金額は1,234円となります。

販売価格は手数料も考えて

結果を見ると、販売手数料・振込手数料を合わせて、

396円が差し引かれている

ことになります。

引かれる金額は決して少なくはありませんね。

しかし、これら手数料を支払うことで、
ハンドメイド作家さんはminneを利用して安全で快適な販売活動ができます。

手数料は、ハンドメイド作家として活動するための必要経費です。

作品の販売価格を決めるときは、

手数料を差し引いた上で利益が残るよう、
計画的に設定しましょう。

補足情報

minneの販売手数料・振込手数料についての解説、
振込金額の計算手順の説明は以上です。

ここからは補足情報として、

  • 「らくらくミンネコパック」の送料
  • 売上金振込の繰越

について、ご紹介したいと思います。

振込時に送料が差し引かれる「らくらくミンネコパック」

振込時に差し引かれる手数料以外の費用として、
「らくらくミンネコパック」の利用料があります。

【らくらくミンネコパックとは】
minneとヤマト運輸が提携して提供している配送サービス。

作品販売の発送に「らくらくミンネコパック」を利用した場合、

売上金の振込時にまとめて送料が差し引かれます。

発送ごとに送料を個別に支払う必要がありません。

売上金の繰越は基本不可

売上金の振込は、

  • 月ごとに一回
  • 月末締め
  • 翌月末払い

で行われることは、この記事で解説したとおりです。

ですが、

振込手数料を節約したいから、
売上金がもっと貯まるまで繰り越したい

と思う方もいるかもしれません。

残念ながら、minneでは利用者の希望で売上金を繰り越すことはできません。

ただし、特定の条件を満たした場合に限り、自動的に繰り越されるケースはあります。

売上金の繰越については、こちらの記事で詳しく解説しています。

まとめ

今回は、

  • minneの「販売手数料」と「振込手数料」
  • それらを差し引いた最終的な振込金額の計算手順

について、詳しく解説しました。

数字が続いて少し難しく感じた方もいるかもしれません。

手数料の計算は、minneでの販売活動においてとても重要なポイント。

仕組みを正しく理解しておくことで、安定したハンドメイド活動の継続につながりますよ。

さつきや
さつきや

今回もお読みいただき、ありがとうございました。

【※この記事は2025年4月7日の情報をもとに執筆しています】

この記事のまとめ

【販売手数料】


【振込手数料】

すべての会員一律 220円 / 回

【振込金額】

1か月分の売上金額販売手数料振込手数料振込金額

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