
こんにちは。
館長(ブログ管理人)の「さつきや」です。
今回は、minneでのハンドメイド販売初心者さんのために、登録前に準備するもの5選をご紹介したいと思います。
ハンドメイド販売をしたいと思うからには、売りたい自慢の作品や、「なんて作家名で活動しよう」とワクワクしていることでしょう。
ですが、まずはminneで販売者として登録するための準備が必要です。
登録時に必須となるものや、後から設定するけれど準備に時間がかかるものをリストアップしました。
なお、この記事では「作家名」「作品」「梱包材」といった、minneに限らずハンドメイド販売全般に共通するものについては取り上げません。
あくまで、「minneに登録する」ために必要なもの・準備しておいた方がよいものに絞ってご紹介します。
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minneで販売するための登録手順

まずは、minneでハンドメイド作家として販売するための登録手順を確認しておきましょう。
minneの登録には、
の2種類があります。
minneでお買い物をするだけの利用者さんは、「会員登録」のみでOK。
販売をするハンドメイド作家さんは、両方の登録が必要となります。
登録の流れとしては、
- minne会員になる
- 販売者登録をする
という順番です。
登録が完了したら、
などの作業を進め、必要な準備が整えば販売スタートとなります。
minneの登録前に準備するもの5選

ここからは、minneに登録する前に準備しておくと安心なもの5つをご紹介します。
あらかじめ揃えておくことで、登録作業をスムーズに進めることができます。
ご紹介する順番は、実際の登録手順に沿って、必要になる順に並べています。
メールアドレス

minneの会員登録には必須となります。
1つのアカウントには、必ず1つのメールアドレスが必要です。
登録後は、
さまざまなお知らせをメールで受け取る設定もできます。
「@minne.com」からのメールを受信できるよう、事前に受信設定もしておきましょう。
ログインに便利なアドレスを登録しましょう
minneの利用時によく使うデバイスで、扱いやすいメールアドレスを登録するのがおすすめです。
minneでは、ログイン時は毎回、
登録メールアドレス宛に送られる専用リンクからログインする
システムになっています。
そのため、
を登録しておくとスムーズで便利です。
登録したメールアドレスは、あとから変更も可能なので、都合に合わせて調整できます。
ユーザーID

minneの会員登録時に設定する文字列です。
あなたのギャラリーページのURLにも使われる大切な情報なので、しっかり考えておきましょう。
例:https://minne.com/@〇〇
↑「〇〇」の部分がユーザーIDになります。
また、ユーザーIDには一定の設定条件もあります。
ユーザーIDを決めるのは慎重に
※ ユーザーIDは一度登録したら変更できません
そのため、IDは慎重に考えて決めましょう。
決め方の一例として…
作家名をそのままユーザーIDにする方も多くいます。

さつきやも minne で「shop-satsuki」というユーザーIDで登録しています。
途中で作家名を変えたとき
販売活動をする中で作家名を変更することもあります。
作家名でユーザーIDを登録していた場合、ユーザーIDと名前が一致しなくなりますが、
そのまま販売を続けている方も多くいます。
そこまで神経質にならなくても大丈夫です。
そうした事態を避けたい場合は、作家名ではなく
などを盛り込んだIDにしても良いでしょう。
すでに使用されているIDは登録できない
すでに他の利用者さんが登録済みのユーザーIDは使用することができません。

わたしの場合、「satsukiya」はすでに使用されていたため、登録できませんでした。
せっかく考えたユーザーIDでも、すでに別の人が使っていることもあります。
そのため、あらかじめ複数の候補を考えておくと安心です。
ユーザーIDをどうしても変更したい場合
ユーザーIDは原則として変更できません。
どうしても変更したい場合は、アカウントを作り直すしかありません。
ただし、この場合には注意点があります。
アカウントを作り直す場合の注意点
長く使ったアカウントにはデメリットも大きいと思います。
といった場合であれば、アカウント作り直しも選択肢の一つです。
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電話番号
販売者登録の際に必須となります。
登録時、確認のために入力した電話番号宛に認証コードが送られてきます。
認証コードは、SMS(ショートメッセージ)または音声通話で受信できるため、
どちらでも登録可能です。
ただ、一般的には携帯電話(SMS)のほうが簡単なのでおすすめです。
登録できない番号

以下のような電話番号は、認証コードを受信できないため登録できません。
基本的には、ふだん使っている電話番号をそのまま登録すればOKです。
特別な理由がない限り、登録時に困ることは少ないでしょう。
個人事業主・法人の届け出情報

個人事業主・法人が登録する場合は、税務署などに届け出た内容をあらかじめ確認し準備しておくことをおすすめします。
minneで販売活動をする際には、「事業者確認」の申請が必要です。
販売を始める前に、以下のいずれかを選択して申請を行います。
開業届を出していない個人の方は、「いずれも該当しない」を選んで、すぐに販売を開始できます。
を選んだ場合、minneの審査が完了するまで販売を開始することができません。
審査をスムーズに通過するためにも、税務署などに届け出た内容と同じ情報を正確に入力するようにしましょう。
なお、提出書類のアップロードなどは不要です。
こんな場合はどうする?

- Q自分が個人事業主かどうかわからない
- A
税務署に「開業届」を提出していれば個人事業主です。開業届を出していない場合は、「いずれも該当しない」を選択しましょう。
- Q個人事業主だけど、趣味としてminneで販売したい
- A
minneでの活動が事業としてではなく、あくまで趣味の範囲であれば「いずれも該当しない」で問題ありません。
- Q任意団体とは?
- A
任意団体とは、法人格を持たない協会、学会、自治会などの団体です。
個人のサークル活動や趣味のグループなどは、「いずれも該当しない」を選択して大丈夫です。
販売用の金融機関口座
minneでの売上金を受け取るためには、振込先となる金融機関の口座が必要です。
口座を登録していなくても、売上金振込以外の
といったことは可能なので、登録を急ぐ必要はありません。
とはいえ、口座情報を登録していないと売上金を受け取ることができないので、早めに振込先の口座を決めておくとよいでしょう。
▼サイト内リンク:minne売上金の振込はいつ?スケジュールをわかりやすく解説!
ハンドメイド用の専用口座を持っておこう

普段使っている生活費用の口座でも登録できますが、ハンドメイド作家として継続的に活動していく予定なら、
販売用の専用口座をひとつ作っておくことをおすすめします。
専用の口座を持っておくことで、
といったことに便利です。
まだ販売専用の口座を持っていない方は、この機会に開設を検討してみてはいかがでしょうか。

趣味の延長だから…
というハンドメイド作家さんも、口座を分けておくだけで気持ちの切り替えになりますよ。
なお、minneの振込手数料は
なので、ご自身の都合に合った金融機関を自由に選びましょう。
まとめ
今回は、これからminneで販売を始めるハンドメイド作家さんに向けて、事前に準備しておくと良いもの5選をご紹介しました。
新しく何かを始めるときは、思った以上に手間がかかったり、やることが多くて慌ただしくなるものです。
まだ急がないから
と後回しにせず、必要なものは気づいた時点で少しずつ準備を始めておくと安心です。
販売してみたいけど、何から始めたらいいかわからない…
という方も、今回の記事を参考に、できるところから少しずつ整えていってみてくださいね。
minneでの販売活動が、あなたにとって楽しく、充実したものになりますように。

今回もお読みいただき、ありがとうございました
【※この記事は2025年5月12日の情報をもとに執筆しています】
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