minne

minneのゲスト購入とは?ハンドメイド作家さん目線で徹底解説

minne

こんにちは。
『私立さつきや図書館』館長(サイト管理人)の「さつきや」です。

今回は、minneの「ゲスト購入」について、ハンドメイド作家さんの目線から詳しく解説していきます。

「ゲスト購入された注文、通常とどう違うの?」

「minneで買い物したいけど、自分が作家だと知られたくない…」

そんなお悩みや疑問を持っている方に向けて、ゲスト購入された場合とゲスト購入する場合の両面から、それぞれ詳しくご紹介します。

この記事でわかること
  • ゲスト購入された場合、通常の注文と何が違うのか
  • ハンドメイド作家がゲスト購入をするメリット
  • ゲスト購入を販売活動に活かす方法
この記事のまとめ
ゲスト購入とは
  • 会員登録やログインをせずに作品を購入できる
  • ハンドメイド作家さんが作家と知られずに買い物することも可能
  • 支払い方法や使える機能が制限されるデメリットがある
  • 気軽に利用できるので販促活動にも利用できる

ゲスト購入とは

まず、ゲスト購入とはどんなものなのかを説明したいと思います。

「ゲスト購入」とは、minneで会員登録やログインをせずに買い物ができる方法です。

これによって、会員でない方はもちろん、すでに登録済みの方でも、ログインしない状態でminneを利用することが可能です。

ただし、ゲスト購入では使える機能が限定されており、通常の会員購入とは異なる点があります。

ゲスト購入で利用できる主な機能
  • 注文ページ
    (購入内容の確認
  • メッセージ機能
    (購入先の作家とのやり取り

ゲスト購入では、購入に必要な最低限の機能が利用できます。

一方で、minneの以下の機能は利用できません。

ゲスト購入で利用できない主な機能
  • 会員ページの各機能(購入履歴の確認など)
  • 作品購入前の質問・メッセージ送信
  • クーポン・ギフトチケットの利用
  • ダウンロード販売商品の購入
  • レビュー投稿

minneのゲスト購入は、ログイン不要で気軽に利用できる便利な方法です。

ですが、「購入履歴が残らない」「レビューが書けない」などのデメリットもあります。

また、 一部の支払い方法は利用できないため、購入時には注意しましょう。

次の項目では、ハンドメイド作家さんが作品をゲスト購入された場合について解説します。

ゲスト購入された場合

ハンドメイド作家として作品を販売していると、「ゲスト購入」で注文が入ることがあります。

通常の注文とはどんな違いはあるのでしょうか。

この項目では、販売者側の視点から見たゲスト購入の特徴を解説します。

ゲスト購入かどうかを見分ける方法

ゲスト購入で注文が入った場合、注文ページのお客様氏名の横に『(ゲスト購入)』と表示されます。

通常の注文では購入者のニックネームが表示される場所なので、一目で見分けることができます。

通常注文との違い

販売者側の取引の流れ自体は、通常の注文と大きく変わりません。

ゲスト購入時の取引の流れ
  • メッセージ機能で購入者とやり取りできる
  • 「売れたもの」や「メッセージ」から注文内容を確認
  • 発送完了通知を送信すれば、通常どおり取引完了

ただし、購入者がminneの一部機能を使えないことによって、通常注文とはいくつか異なる点があります。

ゲスト購入の特徴

ゲスト購入ならではの主な特徴は以下のとおりです。

ゲスト購入された場合の主な特徴
  • 支払い待ちがない
  • レビュー機能がない
  • 一定期間が過ぎると注文情報の一部が確認できなくなる

支払い方法について

ゲスト購入では、購入手続きと同時に決済が完了する支払い方法のみ利用できます。

支払いが確定した状態で注文が入るため、支払い待ちの時間がなくスムーズに取引できます。

また、未払いキャンセルのリスクがない、というハンドメイド作家さんにとってのメリットもあります。

さつきや
さつきや

「未払いキャンセル」は「無言キャンセル」とも呼ばれますが、こうした心配がないのはゲスト購入の大きなメリットですね。

レビューについて

ゲスト購入では、購入者がレビューを投稿することができません。

レビューはお客様の任意ではありますが、いただけるととても嬉しいものですよね。
管理人さつきやも、いつも感謝の気持ちで読んでいます。

ゲスト購入では、購入者がレビューを投稿することができません。

レビューはお客様の任意によるものなので、いただけるととても嬉しいですよね。

管理人さつきやも、いつも感謝しています。

ゲスト購入ではシステム上レビューが書けないため、「購入者の声をショップページに反映できない」という点は、販売者側にとって少し残念かもしれません。

注文情報の有効期限について

ゲスト購入の取引画面には有効期限があります。

期間は公式に発表されていませんが、販売者側では 180日を過ぎると注文情報の一部が閲覧できなくなることが確認されています。

180日経過後に閲覧できなくなる情報
  • メッセージ
  • お客様の個人情報(氏名・配送先など)

180日が経過すると上記の情報が閲覧できなくなります。

ただ、半年も経過してから個人情報が必要になったり、連絡をとるようなケースはほぼないと思われるので、販売活動に大きな影響はないでしょう。

注文日や注文内容(作品名、注文代金など)は、引き続き会員ページ内の「売れたもの」や「売上確認」などから確認できます。

ゲスト購入は販売側も安心できる仕組み

レビューがもらえない点は少し残念ですが、ゲスト購入は「会員登録なしで購入できる」便利な仕組みです。

いたずら注文やトラブルのリスクを防ぐためにも一定の制限やルールがあるのは、販売者にとっても安心できるシステムと言えるでしょう。

また、ゲスト購入のお客様に誠意を持って対応することで、「minneに会員登録してみようかな」と思ってもらえるかもしれません。

非会員のままでもリピート購入していただけることもあります。

ゲスト購入だからといって、次につながらないわけではありません。

通常と同じように丁寧な対応を心がけましょう。

次は、ハンドメイド作家さんが販促活動をするときに「ゲスト購入」を利用するアイデアについて解説します。

ゲスト購入する場合

minneでは、会員登録済みのハンドメイド作家さんでも「ゲスト購入」を利用することが可能です。

方法はとても簡単で、アカウントにログインせずに購入手続きを進めるだけ。

では、すでに作家登録している方が、あえてゲスト購入を選ぶ理由とは何でしょうか。

ハンドメイド作家がゲスト購入をする理由

作家さんそれぞれに事情はあると思いますが、

「ハンドメイド作家であることを知られずに買い物をしたい」と考える作家さんは、意外と多いようです。

当ブログの管理人「さつきや」は、minneで「紗月屋」というパーツショップを運営しています。

紗月屋のお客様にはminneで活躍中のハンドメイド作家さんも多く、メッセージのやり取りもよくさせていただいています。

実際に、

販売活動をしているので、(知られたくないから)レビューは書けませんが…

と、メッセージで到着の報告をしてくださる方もいらっしゃいます。

一方で、

紗月屋でパーツを購入しました!

と、SNS等で当店を紹介してくださる方もいらっしゃいます。

どちらが良い・悪いという話ではなく、それぞれの考え方や判断によるものだと感じます。

ただ、どこで仕入れや買い物をしているか、公開したくない作家さんが一定数いる、ということはパーツショップの運営を通じて実感しています。

そうした方にとって便利なのが、ゲスト購入です。

ハンドメイド作家さんがゲスト購入をするメリット
  • レビュー機能がないため、購入履歴が公開される心配がない
  • 販売側の作家さんにも、自分がハンドメイド作家であることを知られずに取引できる

ただし、前述のとおり、ゲスト購入には機能制限があります。

ログインしているときに使えていた機能が使えない場合があるため、その点には注意が必要です。

通常購入との違い

ゲスト購入では、通常の会員購入と異なり、主に以下の機能が利用できません。

ゲスト購入で利用できない主な機能
  • 会員ページの各機能(購入履歴の確認など)
  • 作品購入前の質問・メッセージ送信
  • クーポン・ギフトチケットの利用
  • ダウンロード販売商品の購入
  • レビュー投稿

特に留意しておきたいポイントをいくつか取り上げて解説していきます。

購入前の質問・メッセージ送信ができない

ゲスト購入では、購入後はメッセージ機能を使えますが、購入前に問い合わせメッセージを送ることはできません。

そのため、作品について事前に質問したい場合は、ログインしてからメッセージを送る必要があります。

事前に問い合わせをしてから購入する場合は、問い合わせに使ったアカウントでログインしたまま購入するのがおすすめです。

その方が、販売者の作家さんにとって「問い合わせた人=購入者」であることがすぐにわかり、やり取りがスムーズになります。

そうでない場合、「先日問い合わせをくれた人かな?」と思っても、販売者からは確認しづらいものです。

クーポンやギフトチケットは利用できない

minneでは、購入価格が割引されるクーポンが積極的に発行されています。

また、支払い時に利用できるギフトチケットというサービスもあります。

しかし、これらはゲスト購入では利用できません。

そのため、

「ログインして割引を受ける」か
「アカウントを知られずにゲスト購入する」 か

どちらを選ぶかは、その人の優先順位によって判断するのが良いと思います。

注文履歴がアカウントに残らない

ゲスト購入では、minneのマイページ内に注文履歴が残りません。

たとえminneに会員登録していても、ログインせずに購入した取引はアカウントに紐づかないので注意しましょう。

補足

ゲスト購入時にはマイページがないため、取引ページには、購入時のメールに記載されたリンクからアクセスします。

また、ゲスト購入の取引ページには有効期限があり、一定期間が過ぎるとアクセスできなくなることにも注意しましょう。

注文履歴が必要な場合は、これらの対策をしておくと安心です。

  • 購入時のメールを保存する
  • スクリーンショットを撮って記録する

インボイスについて

ゲスト購入でも、取引ページからインボイス(適格請求書)を発行することは可能です。

  • 購入代金
    販売者が登録番号をminneに申告していれば「インボイス」、未申告の場合は「区分記載請求書」
  • 決済手数料
    決済手数料が発生する支払い方法の場合、インボイス発行が可能

取引ページにアクセスできる有効期限内に発行しておきましょう。

ゲスト購入を販促に活かす方法

ここまで、ゲスト購入を「する場合」「された場合」の特徴について解説してきました。

この項目では、ゲスト購入を上手に活用して、販売促進につなげるアイデアを紹介します。

ハンドメイドイベントでゲスト購入を宣伝しよう

ゲスト購入を利用すれば、minneの会員登録なしで作品を購入できます。

この特長を活かすことで、minneをまだ使ったことがない方にも、気軽にネットでの購入を勧めやすくなります。

対面でのイベントや展示販売の場などでは、こうした「登録不要」の手軽さが大きなアピールポイントになります。

ゲスト購入を活用した販促アイデア

たとえば、ハンドメイドイベントでお客様が作品に興味を持ってくれたとき、

「minneのショップでも購入できますよ」

と伝えるだけでなく、

「会員登録しなくても買えるんですよ」

と一言添えることで、購入へのハードルがぐっと下がります。

このようにゲスト購入は、ネットショップへの第一歩を後押しするツールとして活用できます。

販促に活用するときのポイント

ゲスト購入は、「ネットショップ訪問の敷居を下げるツール」として活用できます。

以下のポイントを意識して、興味を持ってくださったお客様に上手にアピールしてみましょう。

販促に活用するときのポイント
  • 「ゲスト購入もできます」と案内する
  • QRコード付きのショップカードや名刺を用意する

特にQRコード付きのカードはとても効果的です。

お客様がスマートフォンで手軽にアクセスでき、「ショップ名」や「URL」を口頭で伝えるよりも、ショップページに訪問してもらえる可能性が高くなります。

イベントの場で、名刺サイズのカードにQRコードと一緒に「会員登録なしでも購入できます」と書いておけば、それだけで販促ツールになりますよ。

まとめ

この記事では、minneのゲスト購入について詳しく解説しました。

ゲスト購入は、会員登録やログインをせずに作品を購入できる仕組み です。

そのため、minneに登録しているハンドメイド作家さんが「作家と知られずに気軽に買い物を楽しみたい」ときにも非常に便利 です。

また、販売者としてゲスト購入された場合には、「購入者とのメッセージ履歴が一定期間後に消えてしまう」など、通常の注文とは異なる点があります。

こうした違いを理解しておくと、取引対応がよりスムーズになります。

ゲスト購入の仕組みを理解し、通常の注文との違いを把握した上で、販促活動にもぜひ活かしてみてくださいね!

これからも、ハンドメイド作家さんがより良い販売活動を楽しめますように!

さつきや
さつきや

今回もお読みいただき、ありがとうございました。

【※この記事は2025年2月21日の情報をもとに執筆しています】

この記事のまとめ
ゲスト購入とは
  • 会員登録やログインをせずに作品を購入できる
  • ハンドメイド作家さんが作家と知られずに買い物することも可能
  • 支払い方法や使える機能が制限されるデメリットがある
  • 気軽に利用できるので販促活動にも利用できる

コメント

タイトルとURLをコピーしました